2021年3月4日
米コーネル大学にブロックチェーンプラットフォーム要件分析・評価に関する論文を提出しました。
弊社は、 プラットフォーム分科会活動の成果物として、 技術論文「Requirement Analyses and Evaluations of Blockchain Platforms per Possible Use Cases」を作成し、 米コーネル大学図書館に提出しました。
弊社は、 「ブロックチェーンと総称される技術を改めて統一的な視点から整理し、 様々な応用からの要求に対して、 本当に有益な設計はどうであるか」との問題意識のもと、 弊社コーポレート会員5社とともにプラットフォーム分科会を組成し、 ブロックチェーンプラットフォームの要件分析と評価に取り組んできました。
プラットフォーム分科会構成メンバー(敬称略):
- 株式会社ブロックチェーンハブ
- 株式会社アイ・ティー・ワン
- 日本アイ・ビー・エム株式会社
- 株式会社キューブシステム
- 株式会社シーエーシー
- 株式会社東京技術計算コンサルタント
このたび分科会活動の成果物として、 弊社Chief Science Officer斉藤賢爾を主筆として技術論文「Requirement Analyses and Evaluations of Blockchain Platforms per Possible Use Cases(想定されるユースケースごとのブロックチェーンプラットフォームの要件分析と評価))」(以下「本論文」)を完成させました。
弊社は本論文を、 米コーネル大学図書館が運営する論文アーカイヴウェブサイトarXivに提出し、 本日より一般に公開されています。
(一般公開URL: https://arxiv.org/abs/2103.03209 )
本論文では、 以下のプラットフォームを評価対象としました。
- Hyperledger Fabric
- Hyperledger Iroha
- Hyperledger Indy
- Hyperledger Besu
- Ethereum(および Ethereum 2.0)
- Quorum
- Polkadot
- Corda
- BBc-1
なお、 BBc-1(Beyond Blockchain One)は弊社グループ組織の一般社団法人ビヨンドブロックチェーンが開発するプラットフォームです。 https://beyond-blockchain.org/